RELEASE

iGageで見る年末年始の
アプリゲーム利用状況
全方位的な『モンスターストライク』と
既存ファンに集中した
『Fate/Grand Order』
~プロモーション施策から見える
戦略の違い~

2020.01.30ゲーマーライフスタイル調査

年末年始には様々なアプリゲームで大規模なプロモーションやゲーム内イベントなどが行なわれ、新規ユーザーやアクティブユーザーを獲得したタイトルが多くありました。そこで年末年始にユーザー数を伸ばした2タイトルを、弊社の新サービスiGageのデータから見てみました。

【調査結果サマリー】

■全方位的に大規模なプロモーションを実施した
『モンスターストライク』

⇒年末にかけた日替りでのイベント等で、
既存ユーザーのプレイを誘導

⇒年越しイベントはユーザー参加型

⇒年明けすぐに新規ユーザーも既存ユーザーも
楽しめるイベントを段階的に継続

■既存ファンに向けたプロモーションに
力をいれた『Fate/Grand Order』

⇒年明けのイベントに焦点をあて、既存ユーザーの
プレイする気持ちを盛り上げる

⇒年末から年始にかけてアニメを連続放送し、
作品に触れる機会を増やした

⇒既存ファンが引き込まれる魅力的な点を訴求することに集中

【利用データ】

iGageデータ:2019年12月20日~2020年1月5日の
「新規ダウンロード数」「アクティブユーザー数」

※CM放送回数は「CM総合研究所」調べ

全方位的に大規模なプロモーションを実施した
『モンスターストライク』

『モンスターストライク(以下、モンスト)』は年末年始にかけて、テレビCMをはじめとした多数のプロモーションを行っています。
年末にかけてのイベントは、日替りのガチャイベントをはじめとして、お年玉GETキャンペーンなどを行っています。また、年越しのイベントとして、アプリから視聴できる『モンスト年越しTV19-20』を配信。番組内では目玉である『モンストジャッジメント』のイベントを行っています。このイベントは配信前に投票し賞金の山分けを狙うユーザー参加型のイベントですが、12/25より集中的に放送されたこのイベントのテレビCMにより、既存ユーザー以外にもイベントの認知がアップする結果となり、iGageのデータを見ると、12/30までの新規ダウンロード数は飛躍的な伸びを見せています。【グラフ1】
また、CM放送回数が増加した12/25以降、1/1に向け、アクティブユーザー数もアップしていることがわかります。【グラフ2】

モンストはCMによる告知でユーザーではない層の興味もしっかりと獲得し、ゲームキャラクターだけでなくタレントを使ったコンテンツで、今までプレイしていなかったユーザーにも気軽に楽しめるようなイベントを年末年始に集中させています。また、年明けすぐに新規ユーザーも既存ユーザーも楽しめるイベントを段階的に継続して行っており、このような全方位的な施策が大幅な新規ダウンロードとユーザーのアクティブ化に繋がっていることが考えられます。

既存ファンに向けたプロモーションに力をいれた
『Fate/Grand Order』

『Fate/Grand Order』は、年明けの1/1よりお正月キャンペーンとして、ログインボーナスや特別ミッション、限定キャラが必ず手に入る福袋ガチャの実施など、既存ユーザーのプレイに対するモチベーションをアップさせる内容が多く見られました。特に、「三が日ログインボーナス」は日頃は貰えないような特別感のある報酬がもらえるため、ユーザーには非常に嬉しい内容となっています。iGageのデータを見ても、1/1以降のアクティブユーザーが多い傾向が見られます。【グラフ4】
また、12/20以降でテレビCMもコンスタントに放送されてはいますが、新規ダウンロードとはあまり連動性が見られません。一方で、AbemaTVで12/30より期間限定チャンネル『Fate Projectチャンネル』を開設し、テレビアニメや劇場版などの作品を1/1まで連続放送、その後、『大晦日TVスペシャル2019』特番も放送されています。タイミングを考えると、これらを目にした未プレイ者(新規または休眠層)がお正月イベント前の12/31の新規ダウンロードをピンポイントで伸ばしたことが考えられます。【グラフ3】

『Fate/Grand Order』の年末年始のプロモーションは、主に既存ユーザーの活性化に注力したものが多く、既存のユーザーが多くの時間を費やして楽しめる様々な仕組みが見られました。同コンテンツも豊富なため、アニメからの誘導など、ユーザーが引き込まれる魅力的な点を充分に訴求した結果、既存ユーザーのアクティブ化に繋がっていることが考えられます。

今回、年末年始でユーザー数を伸ばした『モンスターストライク』と『Fate/Grand Order』の2つのアプリを見てみましたが、ユーザー数を同じように伸ばしたアプリでも、プロモーション施策と照らし合わせてみると、ユーザー獲得の方向性は違っていることがわかります。
一方で、いずれも、持っているゲームの特性や強みを最大限に生かしつつ、どのようなユーザーを獲得したいのか、どのようにして継続してプレイを楽しんでもらいたいのか、という明確な戦略があるということは共通して言えることでしょう。

iGageの詳細はこちらから https://www.gameage.jp/igage/